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まだ死ねない

日常が日常でなくなる瞬間を目の当たりにした。

自然の化け物。誰も太刀打ちできない。

漠然と思ったのが死にたくないなあってことだった。

私のところは比較的早く電気も水も使えるようになり、食べ物も十分にあった。家族もみんな一緒にいた。

だからまだ心の余裕があったのかもしれない。

生きなきゃいけないという謎の生命力で止まらなくなる食欲と、どこへも行けない何もできない無力さ。

電話も電波が悪くて通じないからやっと充電できたネットとラインだけが情報網。大丈夫か、の一言でも、それでも安心した。

少し落ち着き地下鉄も動き出した昨日、恋人に会いに行った。街はいつもより静かだったけれど、いつも通りにお酒がおいしかったし、いつも通り笑いあった。その後セックスして、死ぬ程気持ちよかった。いとおしくて、愛ってこういうことなのだと思った。不謹慎とか知らんし。こんなときには、こんなときにこそ、愛する人に会いたいと思うものなのだとわかったよ。

どう足掻いたっていつかみんな死ぬから、その瞬間思ったことや言いたいことを一つ残さず全部伝えていこうね。

 

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